森林の工房の日記

https://www.shinrin-no-kobo.com ホームページはこちらです。

木のお皿、トレーを作成してお返し

新しく、サービスを開始する流れになりました。

準備期間1年以上かかりしたがようやく目処がついたので正式にホームページでも案内を始めました。

 

いつも伐採や剪定や丈を切り詰めるなどの作業を行ったときに発生する材がこのままチップされるのはどうかなと思っていました。

 

実際お客様の中には「主人とこの樹木、長い人生一緒に歩んできたから切りたくないけど、お隣さんに迷惑かけるから切ってください」と断腸の思いで話されるお客様もいました。

どうにかできないかと模索して「木の器」「木のトレー」等を作成してお客様にお返しできればと思うようになりました。

 

そこで試行錯誤を重ねて来ました。

木のお皿

裏側

桜を1年乾燥させて切り出してから旋盤にて加工。

その後に食品衛生法に適用しているウレタンニスでコーディング、研磨をしています。

 

このお皿を作るのに太さ35センチ以上の幹から2枚ほどしか作れません。

小さいのであればいくつか作れます。

木目が美しいです。肉眼だともっときれいに見えます。

木のトレー

木のトレー、皮の模様を活かして作りました。皮は剥いでいます。

トレーの裏側

持ちやすいように両側に耳のような形状をつけました。

木のお茶碗、汁椀

このようにできるようになりました。

気になる方はご連絡ください。個別に対応します。

お椀の内部

この準備で今までブログの更新が遅くなっていました。

今後ともよろしくお願いします。

駆け足ですが今までの作業を一気に。。。

色々とやっていたらもう連休も終わって5月中旬。

早いもので写真が溜まってきたのでまとめて紹介します。

かなり長いので時間があるときにご覧ください。

 

 

まずはイチョウの枝おろしです。

ハンディチェーンソーが役に立ちました。

細く見えますが、全部太さが約10センチもありました。

全部チップしました。

他にもけやきの枯れ枝(太い)除去や10mのイチョウ2本の剪定もしました。

 

 

2現場目

 

こちらは同じ樹護士に登ってもらって自身はグランドをやりました。

以前に作業をしたところで、対象に入っていなかった樹木ですが、対象の樹木を小さくしたらこの樹木だけが飛び出ている感じになったので同じように切りそろえました。

 

 

グランドをやると首が痛くなります。しかも何をしているか把握するときクライマーの陰に隠れると見えないのが難しいところですね。

 

こちらは以前に強剪定したのですが、やむを得ずスタブカットにして芽が芽生えるのを期待したのですが枯れてしまったのでカットしました。

これも登ってもらいました。

こちらはグランドでやりましたが思ったより切る枝が太くて降ろすと崖下に行ってしまうので行かないようにタグを引っ張るのが少し大変でした。

 

 

こちらは現場が変わって

3現場目です。

こちらも若い樹護士さんが登りたいということで登ってもらいました。

自身はグランドです。

 

バウンズチェックです。

20~25m位でした。

 

 

枝を下に降ろすとスペースが足りなくなるので広いところに枝を流していきました。

アンカーに手頃な場所がなかったのでフローティングアンカーで位置を調整しました。

若いだけあって作業は留まることがない。

ビフォー

アフター

お客様の要望でかなりの強剪定です。

最後は幹の太さが直径50センチで股のところは1.5倍あったので太く重かったです。

 

 

 

 

 

2本目

こちらは自身ともう一人のクライマーと交代で作業しました。

これも太かったです。

 

葉っぱが無いと小さく見えるが登ってみると意外と大きいことがわかり、スケジュール的に間に合うか心配しました。

ビフォー

 

 

アフター

この現場はすべてかなりの強剪定です。

 

もう一つ、こちらは経過写真撮り忘れました。

ビフォー

アフター

この樹木はアベマキで芯がなく盆栽のように横に右に左にと幹が移動していたのでポジショニングに苦労しました。このような樹木はめったにありません。

上の写真ではわからないと思います。わかる方向から撮って置けばよかったと思いました。

 

 

それにしてもこのコブすごいと思いました。

大きさは横2m縦1.8mのコブでした。

 

 

そして次にこちら色々なところが枯れていました。

幹も枯れていて

 

 

グランドやっていたのですが、登っている最中にドスンと落ちてきました。

ライミングの揺れで落ちたので人の頭に落ちなくてよかったです。

 

クライマーの後ろにも枯れた幹が見えると思います。

こちらから見るとみきのようなふとい枯れ枝がよく見えます。

 


ビフォーの写真がありません。

アフターのみです。



そして次の樹木です。

サワラでした。

こちらも高さを下げる作業でした。

こちらもクライマーが登りたいというのでお願いしました。

途中経過は省いていきなりトップカットです。

終わったところでここから高さを下げていきます。

 

 

次の現場です。

某神社でのお手伝いのワンシーンです。こちらは交代で作業をしました。

イチョウの他にもけやきもきりました。

 

そしてその次の現場

桜の枝の切り詰めをしました。3本でした。

 

 

 

 

 

こちらは忙しくてアフター取り忘れました。

 

 

いつもお世話になっているお客様の現場でした。

クヌギやカシなどたくさんの高木があります。

今回はこちらのカシを越境分切りました。

その他クヌギの屋根上にかかっている枝をおろしたりとハードでした。

いい写真がないのでこれだけです。

 

 

こちらはお手伝いでいった現場です。

 

 

 

ナラ枯れで伐採することになりました。下に社があって枝がボロボロ落ちるので櫓で守りました。

 

 

 

 

 

 

こちらけやき、越境分のみを切るという作業でした。

右のマンションに枝が落ちないように工夫して作業しました。

 

 

 

 

 

こちらはけやきの枝おろし、

本来なら伐採までしたいということでしたが予算の関係で枝おろしのみになりました。

ユニックでらくできるところはお願いしました。

 

その後届かないところはやはり練習も兼ねて登りたいということなので登ってもらいました。

枝がなくなって丸裸になった感じです。

 

 

 

次にイチョウの高さを下げました。

ビフォアフターのみです。

ここまで下げました。

 

以上、駆け足でしたがしばらく更新していなかった分溜まっていたのでまとめて掲載しました。

すべての現場でやはりお客様に良くしていただきました。

そしてスタッフにも助けられました。

今回グランドが多くなったのですがこれでクライマーで登ってくれた方の

経験値が溜まってくれればと思います。

ありがとうございました。

 

 

屋敷林の剪定や伐採をしてきました。

しばらく更新をサボっていましたが元気に頑張っております。

前に作業した結果を報告します。

低木の方はチッパーメンテナンスのため、できずにお客様をおまたせしています。

 

たくさんの木があったので2週間近くかかりました。

そして自分がテニス肘になってペットボトルが持てないくらい痛くなってしまったので同じ千葉県の樹護士に応援に来てもらいました。

たくさんの写真を撮りましたが多いのでその中からピックアップしました。

自分が登っているときの写真はありません。

自分がグランドをやっているときに撮ったものです。

 

若い樹護士さんです。

 

 

余裕のリムウォークです。

 

とこんな感じでかんばってもらいました。

もう一人の樹護士さんは取りそこねました。

というのも、そのときは樹護士さん二人に登ってもらい、自分が二人のグランドを一人でやりました。行ったり来たりで忙しくて撮る余裕がありませんでした。

 

作業前

途中経過

作業後

 

 

作業前

 

途中経過

 

 

作業後


というようにかなりさっぱりしたと思います。

今回は作業内容はたくさんありすぎて割愛します。

剪定と枯れてきているものを伐採で合計14本でした。

枝はすべてチップ化して敷設しましたが、これだけの枝を粉砕したのでお客様には予想以上のチップの山に驚いていたようです。

それにしてもスタッフや応援に来てくださった樹護士さん、

お客様のお気遣いには助けられました。

ありがとうございました。

 

 

サムライレジェンドガイドバーの破損

連続して書きます。

愛用しているサムライレジェンドガイドバーですがこの間の現場で破損してしまいました。

大体、ソーチェン2本交換するときにガイドバーも交換するのですが、

これは2本目をつけてまだそんなに使っていないです。3現場位使ったと思います。

想定されていない使い方(突っ込み切りのような使い方)をしたからかもしれません。受け口を修正するときに起きました。

ご覧のようにガイドバーの先端にソーチェンが食い込んでいます。リベットの一部も中に入っています。

 

ご覧のようにガイドバーの先端が開いてしまっています。

 

ソーチェンを外してみるとこんな感じです。

 

スプロケットも動いてしまってずれているのがわかると思います。

 

サムライレジェンドを愛用していますが、こんなことが起きると純正のほうが丈夫だろうなあと思ってしまいます。純正で使えれば使いたいですが。。。

以上、ただの報告でした。

竹林の中の樹木の伐採

ご無沙汰しております。

新年が始まったと思ったらもう3月、

日時が立つのは早いなと思うこの頃です。

かなり遅くなりましたが、以前の現場を書きたいと思います。

以前にも入らせて頂いたお客様の現場です。

まずはこの枯れてしまった木を倒れると困るからということで伐採。

東電が電線にかかる枝をぶつ切りにしたら枯れたそうです。

 

 

これははしごで上の方にロープを掛けてフィドルで牽引して竹林の中に倒しました。

もちろん竹を少し切らせてもらって伐倒スペースを作りました。

こんな感じで倒しました。

 

次にこの杉2本です。

下に塀や門がありましたのでもちろん吊り降ろしました。手で持てるものはハンドトスしました。

意外と枝が長く太かったのでほぼ吊り降ろしました。

 

 

1本目は15m弱と低かったのではしごを掛けて素登りで行ってランヤードで作業しました。

 

 

 

2本目は20mくらいでしたのでスパイクで登りました。

これはお客様に撮影していただいたものです。

きれいに撮れています。

他にも撮っていただいた写真もありますが、顔が見えるので恥ずかしいから載せていません。笑

 


ある程度短くしたら、これも竹林の中に伐倒しました。竹林の中のスペースから見て倒せる高さまで切ってから倒しました。

 

このように門や塀に傾いていた杉の伐採も無事に終わりました。

綺麗な写真を撮ってくださったお客様、お手伝い頂いたスタッフのお陰で無事に作業を終えることができました。

ありがとうございました。

 

muc101d ちょこっと改造

巷では流行っている?マキタのハンディチェーンソー

前に買ったと記事を書いた。

 

 

shinrinkobo.hatenablog.com

 

しばらくそのままの仕様で使ってみたのだが、このソーチェン80TXL

跳ねる感じで切削抵抗が大きく、荒いことは書いた通りだと思う。

ちょっと使いにくいので

北九チェーンソーで

https://omkihan.shop-pro.jp/?pid=123430226

このソーチェンは

ピッチが1/4なので

https://omkihan.shop-pro.jp/?pid=148776957

このスプロケットを組み合わせて

ガイドバーは1.1mmなのでそのまま使用。

 

下の写真のはめたほうが1/4ピッチのスプロケット

そのままポン付けできる。

左のスプロケットが325ピッチ

サムライソーチェン装着

切った画像はないがおなじみなので不要だろう。

切削抵抗が2/3になった感じがする。

少し太いのも切れちゃう。

でも仕事仲間に貸してみたところ、すぐ止まるという。

力を入れると止まるのはマキタの18v。

あと、ソーチェンが伸びるという。

実際は力を入れすぎてガイドバーが引っ込んだ。

 

エンジンのようなトルクはないのだから切れるがままに切り進めていくのが止まらずにきれいに切れるコツだと思う。

これで一日切りまくってみたが、自分には問題ない感じであった。

切口も80TXLに比べてきれいになる。

強いて言えば軽いので少し押さえないと切り進まない。そこの力加減は慣れれば大丈夫です。

ただ、メーカーで出している仕様を変えているので

このカスタマイズは自己責任でやったほうがいい。

 

 

ちなみにこのホルスターも前に買っていた。

高所で使いにくかったのでこのホルスタをホムセンで見かけて内部を確認して即決。

なぜかというと内部に金属を使っていて少し誤作動を起こしても足は切れないだろうと思ったからである。

内部に出っ張りがあってガイドバーを動かないようにしてくれる。

 

これがあることでちょっとしたことで動いて落ちたりしくくなっている。

念のため、高所で使うときに落下防止としてパラコードを巻き付けてカラビナを付けた。握る部分に付けると作業しにくいので前の方につけた。

万が一のときは大丈夫だろう。

 

以上、MUC101Dのカスタマイズでした。

15m位?のイチョウの剪定に大いに役立った。枝の太さが最大10センチ強であったが、問題なく使えた。

以上報告ですが、自分の所感なので絶対大丈夫というわけではないので参考程度にお願いします。

 

年末にクライミング作業と伐倒をしました。

年末にしてきたのですが忙しくて今やっと報告です。

樹高18~20mくらい?の伐採依頼でした。

道路に隣接しているため、迷惑かけないためにということです。
f:id:shinrinkobo:20230106213202j:image
ご覧のように枝葉がすごく多かったです。

枝葉を落とせるところは落として

落とせないところは吊るしておろしました。

お昼にはここまで枝をおろしました。

スタッフが自分を含めて予算の関係で2人だったので片付けが終わるか心配でした。

枝葉はすべてチッパで粉砕しました。
f:id:shinrinkobo:20230106213241j:image

お客様に撮影していただきました。

鳥の撮影をされているらしく、きれいに撮ってくださいました。
f:id:shinrinkobo:20230106213400j:image


f:id:shinrinkobo:20230106213406j:image


f:id:shinrinkobo:20230106213413j:image



その後は伐倒して枝葉を粉砕しましたが予想以上に多くてチッパーフル稼働でも追いつかなくて暗くなってなんとか粉砕し終えました。

暗くなるのが早いので焦りました。

なので写真を撮る余裕がありませんでした。
時間が遅かったのでお客様のご厚意でチップの山はお客様にきれいにしていただきました。

暗くなるまで付き合ってくれたスタッフ、お客様とともに助けられました。

ありがとうございました。

 

https://shinrinkobo.jimdofree.com