前から書いていた酒々井の現場が一区切りついて依頼者から指示をいただいたものを伐採し終わりました。
ロープを掛けたらロープの長さから推測して
1/5くらいのところで28mくらいであった。
今回写真を撮る余裕があまりなかったのであまり撮らなかったので少ないです。
上の写真のように家に近いものをフィドルで引き倒した。
5~8度家側に傾いていてしかも枝が家側に多かったので、登って枝おろしを行って軽くしてから引っ張り倒すことにした。
登ってみると枝が思ったより太いのと家が隣接していて破損させないように、ブロックを装着してロープを使っておろした。
そのあと、リギングロープをかけて引っ張り倒した。
最近一緒に登ってくれる頼もしいクライマー
一生懸命取り組む姿勢の方です。
スパイククライミングしているところです。
その隣で自分はSRSで登って写真を撮りました。
同時進行しています。
枝おろししながら登ってくれています。
そのあと、リギングロープをかける準備をしていただきました。
頼もしいです。
今後のパートナーとなってくれると期待しています。
そのためにもレスキュー体制を整えようと思います。
今回の一連の作業のために、前回伐倒して山側にスペースを作っておいた。
このように目標のものを倒し終わった状態である。
18本の木を倒しました。
この後、地震で滑り落ちないように切ったりロードトランスファーを作って移動したりして完了しました。
樹齢が150年のものが多く空洞なものも多かったが1/4は芯まで
しっかり詰まっているものがあり、
木材を有効に使えるといいのだが運び出しが大変なので断念しました。
家のすぐそばのものは空洞になっていました。そのためつるを多めに残して引き倒しました。
こちらも空洞になっています。
というように切ってみると空洞であったことが多かった。
特に地面が晴れていても湿っぽいところに空洞が多いように感じられた。
作業完了となった現場
左側の1本は境界線にまたがっているため確認後にやるかどうか決定となる。
このように台風で倒れた時に家に確実に当たるものはすべて処理が完了しました。
ドローンで撮影したもので
以前にも載せているがわかるように並べてみます。
少し倒しているがよく見ないとわからない
最初の頃に比べて家が露わになったことがわかると思います。
このようにたくさんの時間をかけて作業をさせていただきました。
これによって台風による懸念がかなり減ったことがわかると思います。
繰り返しになりますがお客様にはよくしていただきました。
なによりも安全に気を使ってくださってこちらもその気持ちに応えるべく誠心誠意をもってさぎょうさせていただきました。
次回は裏側の車が通るところの危険木やかかり木などの作業を秋以降にやらせていただけることになりました。
以上酒々井の現場からでした。