都内の住宅の裏側に自生したトウカエデの伐採をしました。
表から見ると
手前側のもみじと奥のトウカエデです。
このようにとても大きくなっており、登って周りを見てみると梢は4階の高さほどありました。
枝も太さ直径25センチのものが生えていて長年何もしていないとのことでした。
裏側に回るにも肩幅より少し狭いところを通り抜けないと行けない場所でした。
ここを通り抜けていきます。
生えている場所はこのように狭く、運が悪く窓にはシャッターがない場所でした。
幹の太さは下の黄色いロープの部分で45センチバーが少し足りないくらいでした。
もちろん他の場所の窓はすべてシャッターを閉めてくださいました。
一番気を使ったのが断幹のときです。
写真は周囲が映り込むのでupしません。ごめんなさい。
倒すとき屋根のひさしが近く、ギリギリでした。上の画像ですこしわかるかな。
倒す方向のコントロールに気を使いました。
また、落下した後に下の幹にあたって跳ね返ることもあるので落下のショックをグランドワーカーさんに絶妙なリギングコントロールをしていただいてショックを吸収してくれました。
おかげさまで損害を与えることもなく、終えることができました。
ただ終わってからも大変でした。
材が運べず、だるま落としのように薄く切って運び出しました。
狭い場所でしたので二日間かかりました。背丈ほどになっても倒せるスペースがなく、すべて細切れにして終わりました。
終わった後の細かい切りくずはお客様が片付けてくださいました。ありがとうございました。