直径1mと聞くとその仕事に携わっている人は高さを想像できるかもしれない。
20m〜30mになっててもおかしくない。
今回の依頼は高さ7m〜8mと事前に聞いていたので写真で見た感じではそこまで太くないように感じた。
しかし、実際に見てみると太かった。
その上、外見からかなりの腐食が進んでいた。
キノコまで生えている。
次にツリーインスペクションを行った。
向こうの道路側に10度ほど傾斜していた。
腐食の度合いを見るためにドローンで上から見てみたところ
一部穴が空いているとわかったが、上部は大きな空洞ではないことがわかったのである。
スタッフと相談し、元気な部分の厚みがまだあるとわかったので登るには問題はないと判断した。
今回梯子で登ってランヤードでの作業を行った。
左に張り出している枝が道路側の枝である。
まずそれらの支障枝を取り除いた。
少しでも道路側の枝を取り除くことで牽引の支障になるものを取り除いた。
プーリー等を使って即席で倍力システムを組み立てて道路の反対側に牽引して倒したのである。
こんな感じで空洞化が進んでいてスポンジのようになっていた。
倒したい方向のツルが効きそうになかったので方向を少しだけずらして突っ込み切りで変な方向にいかないようにして倒したのである。