この写真はマキタバッテリーチェーンソーmuc254Dの刃であるが、どこまでケチって使えるか試してみた。
薄刃仕様であるため、もともと刃が小さいのだが、さらに小さい。ケチりすぎかもしれない笑
刃のサイズを測ったところ、1.5mであった。
これはもうギリギリなので砥げない。
この状態で使った場合、まっすぐに切らないとガイドバーが挟まるようになってしまったので使いづらい。。。意外とまっすぐに切るのが難しい。
わかる人はわかっていると思うが、
砥げば研ぐほどあさりが少なくなる。逃げ角の設定があるからである。
下の画像見ていただくとわかるのだがソーチェンの横幅を平行に囲むと逃げ角があることがわかる。
同じサイズのエンジンチェーンソーはぎりぎりまで使っても挟まることがない。
下の画像はマキタのme230で25APのもの。
ここまで小さくなっても切り幅が5.4mmある。
me230のガイドバーの厚みは
3.5mmであった。
使い古しで
(ガイドバーの厚み)3.5mmー(切削幅)5.4mm=1.9mm
(エンジンチェーンソーme230の場合)
次にバッテリチェーンソーも測ってみる。
ガイドバーの厚みはどのくらいか?
3.3mmであった。
ギリギリの状態でのあさり(切削幅)はどのくらいあるのか?
あさり3.7mmしかない!
もう一回測り直し
3.6mm~3.7mm位
muc254D(バッテリーチェーンソー)の場合
使い古しソーチェン(ガイドバーの厚み)3.3mm-(切削幅)3.6mm~3.7mm=残り0.3mm~0.4mm
ということはガイドバーの入る余裕が少ないではないか。
ちなみに新品のソーチェンは4.0mm位ある。
新品ソーチェン(ガイドバーの厚み)3.3mm-(切削幅)4.0mm~4.1mm=残り0.7mm~0.8mm
この遊びの差は大きい。体感では使い古しでギリギリの状態だと挟まって何回か切りなおしてやっと切れる。
新しいものだとそんなことはなかった。
ちなみに
先ほどのエンジンチェーンソーの使い古しは
(ガイドバーの厚み)3.5mmー(切削幅)5.4mm=残り1.9mm
エンジンチェーンソーの新品ソーチェンは(下の画像)
(ガイドバーの厚み)3.5mmー(切削幅)6.6mm=残り3.1mm
ちなみに下のはme230(エンジンチェーンソー 25AP)
こちらはmuc254D(バッテリーチェーンソー)
muc254D(バッテリーチェーンソー)アップ
me230(エンジンチェーンソー 25AP)アップ
muc254D(バッテリーチェーンソー)を使っていてガイドバーが挟まるようになったので自分の研ぎ方が悪いと思い、初心に帰るためにスチールのやすりガイドを買った。1/4P用だが一応やすりサイズは3.2mmとなっていて同じである。なので買って研ぐことにしようと思ったら下の写真のように入らない。。。スチールのガイドバーは薄いのか!と思った。確認はしていないがもしかしたら現在のガイドバーの溝が広がって入らないだけなのかとも思った。
どっちみち入らないからやすりガイドの下の部分削ろうか思案中。
いやーチェーンソーの扱いは奥が深い。
ただ、マキタの薄刃仕様はあさりが少ないので従来通りの研ぎ方ではすぐ挟まりそう。
ちなみに薄刃のほうは水平角度も違っていて25APが持ち手を10度下げるの対して薄刃のM11は水平にする必要がある。
なんか3.2mmの正確に研げる便利な道具ないかな?
3.2mmの薄刃はゲージ幅が1.1mmだが、ガイドバーもう少し薄くならないものか?
薄くすると強度が落ちるかもね。
アサリ幅をほんの0.3m増やしてほしいな。
チゼル形状であればもう少し切りやすいか?
少しでも短くなったら新品にまめに交換するか?
悩ましい。
同じ薄刃でサムライレジェンドがあるのでこれも試してみたい。
スチールのは入手が面倒なのでまた今度に。。。
※研ぎ道具で4.0mmや4.8mm用のは買って使っているのだがこれがまた良い。
このレビューはまたあげたいとおもう。