色々な現場でバッテリーチェーンソーを使った。
ドイツトウヒの伐採から使い始めてるが、ドイツトウヒは杉より少し固い程度で柔らかい枝である。
サクサク切れて切れて気持ちが良い。エンジンも使ったけど、バッテリーの方が刃が薄いのでバッテリーの方がよく切れる。
次にネズミモチの剪定を行ったが、総じて柔らかいのでこれまたバッテリーチェーンソーはよく切れた。
そのためスムーズに作業できたのである。
そして庭木の伐採の依頼があり5,6メートルのサカキの伐採を行った。
ここでもバッテリーチェーンソーが大活躍であった。庭木の伐採は40分で終わった。伐採まで行うことができた。そのくらいスムーズであった。
桜の剪定も少し硬い印象であるが、エンジンよりはよく切れた。恐るべしマキタのバッテリーチェーンソー、いや薄刃仕様がいいのかもしれない。
そしてミズキの強剪定を行った。
これは切ると樹液があふれるやつで予想通り切ると液がでるそれが粘りを生む。
それが悪作用を働きかけているようである。
つまり樹液の多い木はバッテリーは向かないかも?
切れないことではなく刃がスムーズに入りにくい感じであったが、こじらすにやれば切れる。
エンジンだとトルクがあるのでその辺はエンジンが強い。
また、エンジンチェーンソーに慣れている人にバッテリーチェーンソーを使ってもらったところ、よく切れるけどトルクがあるエンジンの方が使いやすいということであった。
全くの素人に使わせてみたところ、力を入れすぎるせいか、止まりやすかった。
チェーンソーの重みで切るんだよと伝えたらスムーズに切れるようになったと言う。
バッテリーチェーンソーはカミソリのようでぶった切りしないで刃の勢いに任せてスーっと食い込ませる感じでないとなかなか威力を発揮できない。
しかし、使い方を分かってるとお手軽に使えるチェーンソーである。
それができないならエンジンの方がいいかもしれない。エンジンはこじったりガーっと強引にいけるからである。
これまでの感想からいうと樹上作業には使いやすい
樹上では変な傾きで使うことがあり、エンジンだとガソリンをうまく吸えなくて止まることがある。バッテリーはそれがないのもあわせて使いやすいという結論である。