樹上作業用のハーネス、サドルについて前回書いたが、今回自分の腰回りを写真入れて公開してみる。
愛用しているものはダブルセーフサドル(ツリープロ社)
である。
作業するにあたって体とロープをつなげる大切なブリッジの部分が2本になっている。安全性が高いものである。このロープはツリークライミング用のロープを使用しており、劣化してきたら新しいツリークライミング用のロープを適度な長さに切って使えるのでコストパフォーマンスにも優れる。
左側のランヤード部分
ランヤードの部分であるが、これは2種類のランヤードを使っている。
いずれも固定側はアルミカラビナであるが、着脱をよくする反対側はスチールカラビナにしている。
作業の際、ランヤードを投げて回すのでアルミは衝撃に弱いため、重くてもスチール製にしている。これも安全性を高めるためであり、重くなるがコストパフォーマンスもよいのである。
2本とも4.5mを使用しているため、末端が余っているとき足によく絡むため、チェーン状に結わえてみたが、煩雑になるためバッグに入れている。
ここも悩むところでバッグに入れるか、チェーンノットにするかまだはっきりと定めていない。
ほかの人の腰回りを見ても両者いるので好みの問題か?
右側の腰回り拡大
結構ごちゃごちゃしている。すっきりとさせたいが、できなくて悩んでいる。
必ずつけているもの
- エイト環とセットのアルミカラビナ(万が一のためにお守りのようなもの)
- ランヤード2つ(作業しやすさと安全のため)
- フック類(いろんなものを吊り下げるのに必須)
である。
そのほか、必要に応じて
- チェーンソー
- のこぎり
- 剪定ばさみ
- スリムフィッシャー(さらに高いところにかけたり、リギングロープを引き寄せるなどの作業用)
- フライリール(スローラインを巻いているもの)とスローバッグ
- ディジーチェーン(リギングプーリーなどを取り付けするとき、落とさないための措置用)
- リギング用スチールカラビナやスリング類
- グローブホルダー
- 降下用ロープ20m(街路樹のようなものでダブルランヤードで登って行って最後に降りるとき楽)
- D4(ディセンダー)
- セーバー類
- プーリー
- ハンドアセンダー
- ロープレンチ(SRT用)
- その他
と状況に応じて持っていくものが変わる。
近いうちにグループ分けしておこうかと思う。登ってから忘れ物に気づいたときはグランドワーカーにお願いするが、時間のロスを防ぐ意味でセッティングしておくのも有効かと思う。
それぞれの道具についてはまた時間があるときに書いていきたいと思う。