森林の工房の日記

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市内の松のトップカットしてきました

住宅の中にある黒松のトップカットをしてきました。

高さがあるので台風などで倒れて迷惑をかけたくないからということで作業させていただきました。

 

今回電線が幹にくっついているものでしたので防護管をつけての作業になりました。

まずは相方に登ってもらって作業を進めました。電線が多いので難儀したようです。

 

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黄色い防護管があるのがわかりますか。これが幹にくっついています。万が一のことを考えて感電防止、感電による停電の防止のために設置させていただきました。

 

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タグラインとリギングロープが電線に触れていますが防護管のおかげで気兼ねなく作業ができました。

 

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この写真から防護管が接しているのがわかると思います。

 

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下には植木がたくさんあり、落とせなかったのでリギングとタグラインでコントロールしました。

 

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スムーズに安全に幹を落とすための準備です。

 

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リギングロープをしっかりと結束しています。

 

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これらの作業を繰り返してここまで短くなりましたがまだまだ切っていきます。

 

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防護管が近いです。

 

 

 

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さらに短くして・・・

 

 

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このように防護管が幹の上を通るくらいに下げました。これで干渉することもなくなりました。

 

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次に二日目は私が登りました。

 

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 まずは枝を切り落としてから・・・

 

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木の周りにたくさん植木があるので時間をかけて作業を行いました。

 

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植木が多いので家の外からタグラインとリギングロープをコントロールしてもらいました。

 

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てっぺんにあった洞の中からシマトネリコらしいものが生えていました。このままでも面白いのですが、高さを下げなければいけないのでやむを得ず、切断しました。

 

 

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切断したら中に空洞がありました。

空洞の内部にはとげの様な突起がたくさんありました。

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この空洞の下からかすかに光が見えたので高さを見て下がってみると

 

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このように野草が生えていてそこに空洞がありました。おそらくここまで空洞がつながっているだろうと推測できます。

お客様にもお話して異常が見られたらすぐに対処しなければいけないことも話しました。

 

 

 

 

 

 

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上の写真は向きが違うけどビフォーアフターです。

 

今回はご予算の都合で二人で作業を行いました。

二人でやるとできることが限られてくるので作業の進みが遅くなってしまいましたが何とか目標の高さにすることができました。

これも防護管設置の理解をしてくださったお客さまと一緒に作業してくださった相方にも感謝です。

 

 

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