しばらく更新をしていませんでしたが休む間もなく2つの現場とその他植栽などしていました。
一つの現場が某学校です。
以前、樹木医さんに調査をしてもらったようでデータを見せていただきました。
すべての桜が空洞化が進んでいて80%近くまであるものもありました。
なんとか持ちこたえているものの、枝1本の太さが40センチ近くあるのでいつ折れてしまうか、倒れてしまうかという危険があるのでやむなく切ることになりました。
ただ、伐採ではなく物理的に倒れにくくするということで幹のみ3~4m残し、
細い枝を残しました。
モザイクで消えてしまってますが、細い枝を残しています。
他の桜、このような感じで残していっています。
こちらも
このように太い枝すべて切っています。
こちらは3本並んでいて
手前と奥の民家側を切ります。
こんな感じです。
こちらは少し切ってから写真撮ったものです。
民家から1m位しか離れていません。
このようにこちらも3~4m位にしました。
こちらは枝自体がボロボロになっているのが目立っていました。
このようにバッサリと切りました。
桜が咲く前でしたのでせめて咲いてからという意見もありましたが、
芽吹く前のほうがダメージが少しでも軽減できるかと思いました。
桜は9本、写真にないものも切っています。
その他、折れて引っかかったままになっていた30センチの枝、
建物にくっついてしまった枝等もきりました。
ここまではほぼクレーンのゴンドラで作業しました。
届かない所は乗り移って作業しました。
同じ敷地内の傾斜面で幹の腐朽が進んでいてほぼ空洞で、傾斜地にあり、下に民家、遊歩道があったのでこちらは急遽伐採となりました。
こちらは車が入らないのでクライミングで枝おろしから、始めました。
まっすぐに伸びていないので真上にアンカーがなく、大変でしたがどうにか降ろせました。
街灯の電線があったのでちょっと頭を使いました。
伐採後です。
空洞化してほぼ根っこが幹のような感じでした。
こちらは違う現場です。
民家脇のクヌギです。
落ち葉が多く近所に迷惑をかけているということで大幅にカットしてほしいと言われました。
立派な樹形でしたのでもったいないと思ったのですがお客様の意思は固いようでほぼ、幹のような状態にまで切ってほしいと言われました。
樹高20mでしたが、枝張りがすごく横にも20mありました。
枝1本が幹から10mありました。
これは手前のカシの木を切るまでわからなかったのですが切ったらでかいのがわかりました。樫の木もかなりの強剪定でした。
クヌギの下の切った切口は直径40センチでした。ふとかったです。
こちらは裏側です。
こちらにもクヌギがもう1本あります。
こちらのほうが高さはありました。枝張りはそこまで大きくはなかったですがそれでも15mありました。
2本のクヌギの間に樫の木がもう1本あります。
これらすべて強剪定です。
途中経過です。
作業を進めて途中で撮った写真です。
こうしてみると小さくみえます。
こちらも枝おろしだけとりあえず終わった状態です。
ここから幹を切り落としていきます。
もちろん電線があるのでロープを使っていきました。
ビフォー
アフター
かなりバッサリときりました。
クヌギには気の毒なことをしたと思っています。
ギリギリ芽生えるようにしました。
ビフォー
アフター
このように強剪定をしてきました。
枝はすべてこのお庭の中にチッパーでチップ化
太い枝や幹は処分しました。
少し残しておいたのでお皿にして還元できればと思っています。
3月はこのようにたくさんの作業をして、いっぱいいっぱいでした。
4月は少し休みが取れるのでゆっくりしたいと思っています。
3月はスタッフにも結構負担をかけてしまいましたが、快く協力してくださって大変助かりました。
お客様も色々と良くしていただいて作業がスムーズに進みました。
ありがとうございました。